新しい企業人事のあり方

私が企業の人事で長年やってきた事は、「ポテンシャルの高い新卒の採用、高いパフォーマンスが期待できる中途採用、社員のモチベーションをあげて、最大のパフォーマンスを発揮させる人事制度の構築・実施、人材育成・教育の企画、実施」でした。

そして、各部門が円滑に機能する様に組織の問題(主に人の問題)を解決する「組織開発」(Organization Developmernt)という仕事でした。

 そこで限界を感じ、「人事制度に正解はない」と思う様になっていました。アメリカの有名なコンサルティングファームを使って人事制度を変えても、日本企業には定着せず、目的通りに運用できない結果を何度も見てきました。

しかし、一つのアメリカドラマを見て、そういう事かな?と一人納得してしまいました。

「ビリオンズ」という有名なアメリカのドラマです。その中の見どころの一つが、主舞台のヘッジファンド会社のカウンセラー(ドクター)による「カウンセリングセッション」です。彼女は、企業の実質ナンバーツーのポジションであるカウンセラー兼人事責任者です。

経営者以下社員全員のモチベーションを維持し、全社員のパフォーマンスを最大限に発揮させるのがミッションです。


これまで多くの日本企業は、OJT、コーチングなど、職場の先輩、上司に、カウンセリング機能を担わせて、OJTリーダー研修、マネジメント研修などを行ってきましたが、それが人事評価になかなか繋がりづらい、間違った目標管理制度を導入する企業が多かったなど

により、徐々に人材育成機能が弱くなっていると感じます。


これからの企業人事部門は、「全社員のパフォーマンス発揮最大限」の役割を再認識し、個々のパフォマンスを発揮させるための

カウンセリング機能を向上させる事が重要であると考えます。


これまで、「自己申告制度」「キャリアアップ面接」「人事評価面接」「MBO面接」など多くの方法で試みられてきましたが

より高いスキルを持ったカウンセラーによるカウンセリングが効果的なのだと思います。


従業員数万人の日本の大企業も数年前から、企業カウンセラー部門を作って、社員のカウンセリングを行っています。

私の友人もその一人ですが、内容はまだまだですが、効果は期待できるものと思います。まずはここからスタートでしょう。



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